訴訟費用2000RPは28円位(コーラ小瓶も買えない)  この請求はされなかった
 日本でも判決書というものは煙に巻いたような詭弁文体だが 総領事館からの委託牢に苦慮した混迷判決文だ
 当方の場合は求刑8月だが求刑なしの判決もある 久々に眺めても嗤いがこみ上げる


沈黙と規律の怖い日本司法に比べ何と解放的で明るい行刑なのか 警察・検察でも手錠姿は無い 裁判所もまるで教室の様で窓から子供が覗いたり傍聴人も芝居見物の様で雑談をしている 凡そ権威なぞ感じられない 裁判官は三人でなく何と男女の二人、冗談に控訴をすると云ったら座っているだけの女書記官が慌てて止めた 判事も控訴をしたら7年刑に言い直すと脅した

下獄・・刑務所生活に到るまでの留置場・拘置所は震え上がる怖さだ 刑務所の行刑管理も古参の極悪人が取り仕切る 献上するものが無ければ礼儀知らずと脅される 持ち物は総て押収される 運が悪ければ暗殺もありとか 身を護るのは金銭しかない 

日本の刑務所はお奨めできないが 此処のはとにかく面白い 時々にニューハーフと囚人のバレーボール大会やサッカーの対外試合もある 金を持っての短期ならこの下獄生活は得難い思い出になります
オランダ時代の獄門のマラン刑務所は数少ない一級刑務所 この塀の中で監獄体験ツアーは粋狂好み この企画を実現したい